同人誌は「頒布」するもの。じゃあその逆は?
前々から漠然と気になっていたのですが、今回の拡大準備集会でもちょっとだけ話が出たり、コミケカタログの片岡とも氏のコラムにも触れられていたりするのでここぞとばかりに書いてみる試み。
コミケットにおいて同人誌は「販売」するものではなく「頒布」するもの。現状はほぼ販売であることは代表以下参加者全員理解はしているとは思うのですが、理念としてはあくまでも売買ではなく配っているだけ、と。この考え方は美しいと思うし僕も肯定するのですが、それを前提とすると僕の中で未だ答えが見つかっていない問題がある。つまり「作り手側は頒布する、では貰い手側は何と言う?」というものです。
まず「購入」はいけない。売ってない物を購入することはできない。これ以外にも「買う」という意味合いが含まれている単語は使えません。となると何かしっくりくる表現を考えないといけない。以下候補となる列挙してみます。
- 受領
- 頒布の反対語としてはこの辺なんだろうけど、なんか無料で貰ってるニュアンスがある。
- 入手
- 悪くはない? でも
- 収受
- なんとも堅い。
- 収得
- これも悪くはない気がするがなんかしっくり来ない。
- 確保
- 「入所困難な本をなんとか手に入れた」というニュアンスが加わってしまう。
- 獲得
- 勝負事で勝って手に入れるというイメージ。
- 収集
- イベント単位だと良いが一冊の本に対しては使えない。
- ゲット
- 間違いは無いがどうにも軽い感じがする。
んー難しい。もうちょっと考えてみます。