現代用語のオタ知識 (1)

18禁ゲーム製作会社がソフ倫を脱退するだのしないだのという話題を目にしまして、そういや今まで知ってるような知らなかったような存在である「ソフ倫」とは何じゃろな、というわけでWebサイトに訪れてみました。
ソフ倫ホームページ
http://www.sofurin.org/
正式名称「コンピュータソフトウェア倫理機構」。
ふむ、エロゲーだけじゃなくアダルトDVDビデオなども審査しているのか。
そしてポイントとなるのが「倫理規程」でしょうか。
コンピュータソフトウェア倫理機構
なかなか細かく決まっているようです。この辺が、先日ソフ倫脱退を発表したゲーム会社「Nitroplus」のスタッフに
理由としてはいろいろあるのですが、価値観の相違を埋められなかったことが大きなところです。スタッフ雑記帳より)
と言わしめた理由に関係しているのでしょうか。


また、以下のような記述もありますね。
・18歳未満者への販売禁止ソフト作品において、性的行為・性的行為を連想させる裸体表現による人間および人間的なキャラクターの年齢が18歳未満であることを特定できる記述をしない。
これがアレですね、見た目は幼子でも18歳以上と言ってしまえばオッケーとか、「○○高校」を舞台するのはダメだけど「○○学園」ならオッケーとなる理由ですね。


で、審査とは実際どんなことがされているのでしょう?
作品の審査の流れ
資料を提出し、許可されたら「倫理機構一般シール」を貼られて市場にだされる、と。


では、ゲーム会社は、なぜわざわざこんな審査を受けるのか?
以下のゲームソフト通販ページには
http://www.prop.gr.jp/topmenu.htm
当店ではソフトウェア倫理機構・日本ビデオ倫理協会の審査を通していない商品の取り扱いを行っていない為、「マブラヴ」の取扱を中止させて頂く事となりました。
とありますね。
どうやら、ソフトウェア倫理機構の審査を通さないと、一般店頭で販売されることはほとんど無くなるみたいです。