ウミガメのスープ

id:mutronixさんが3月12日の日記で触れていて、何人かの方が反応していらっしゃいます。
ウミガメのスープ」と聞いてピンと来る人はすぐ分かるでしょう。細かい部分は出題者によって変わりますが、大筋は以下のようなものであるクイズのことです。

ある男がレストランで「ウミガメのスープ」を注文したが、それを食べた男はその後自殺した。さて、なぜでしょう?

これがクイズとして出題されて、さあ答えは何?と聞くのは少々乱暴であると僕は思います。
僕はこの問題を、Web上などで見る以前に、実生活で知人よりゲームのような形で聞きました(そしてそのゲームに興じました)。
そのゲームとは以下のようなものです。

  1. この問題を知っている出題者一人と、問題を知らない回答者一人もしくは複数人で行う
  2. 回答者はYes/Noで答えられる質問をし、出題者はそれにYes/No、もしくは「それは関係ない」で答える
  3. 質問は100個まで
  4. 100個の質問の間に答えが出せたら回答者の勝ち、出せなかったら出題者の勝ち

最初は見当外れな質問をドンドンしていくのですが、質問できる数が少なくなると回答者の間で「今までの手がかりから考えて、次にどんな質問をするか」を(妙に真剣に)相談し、恐る恐る質問する。そして回答をもらう。
その部分がこのゲームの楽しみであり、思考のトレーニング的要素でもあると思います。
実際、この問題を出した知人も「アメリカの方で訓練としても行われている」というようなことを言っていました。


2chオカルト板の「ウミガメのスープ」スレでも、これとほぼ同じようなルールでクイズが行われています。
(「Yes/No/関係ない」で答えるというもの。質問数の制限は無く、回答者が相談することは無い、といった点が違うか)
参考:ウミガメのスープ ログ倉庫