古畑任三郎「すべて閣下の仕業」

久々感も相まって非常に面白かった。今泉と西園寺がでないのはどうなのよ、とか言われていましたが、個人的には別に全然関係無かったです。
ただ、5年ぶりにしてはドラマとしての華やかさが多少欠けていたような。ものすんごいトリックがあったわけでもないし。まあこれは、松本幸四郎のビッグさが僕にとってあんまりピンと来ていないのが理由かもしれません。その点、5年前の「古畑任三郎vsSMAP」の華やかさは格別だったなあ。
あと、大オチのあの青年にはしてやられました。字が読めないのは予想の範疇でしたが、まさかそう来るとは。


そして最後にもう一つ。
赤い洗面器出たー!!
「赤い洗面…」の時点でもう最高のジョークでした。
ところで、あのスペイン語を訳したら洗面器のオチが判明するのでは? まあ、三谷氏のことだから上手いこと分からないようにしているのではないかと思いますが。


あ、あともう一つ。
僕の記憶によると、古畑が相手をした犯人は全員ちゃんと逮捕されて、生きて罪を償っているという設定(一部逮捕されない例外あり)だったはずですが、今回はその流れから唯一外れたという所にちょっと驚きでした。まあ、死んだか死んでないかは、はっきりと描かれてはいないわけですが。