「オタクエリート No.01」読みました

読みましたが…… うーんこりゃだめだー、って感じ。
まず外見からはそこそこ分量のある雑誌に見えますが、この雑誌のメインと言える部分は都合66ページ。残りの50ページは過去行われた「第一回 全国統一オタク検定模試」「第一回 全国統一オタク検定試験」の問題と回答・解説の再録となっています。これは既に見たことのある人にとっては全く無意味なもの。
さらに本編である66ページの内11ページは、先の「オタク検定試験」の結果と合格者のアンケート結果をまとめたものです。僕は、オタク検定試験」はジョークイベントとしては素晴らしいものだが統計的な意味は皆無だと思っているので、この部分もあんまり価値を見出せず。
雑誌の基本方針としては「オタク業界に関連する要人にちょっと話を聞いてみました」というもの。本編の大部分はこういう記事になっている。それはそれで面白い部分もあるのですが、どうにも底が浅い。あと何故か「純メイドコンテスト(メイド喫茶で働く女性が何十人か紹介されていて、その中から一人を投票で選ぶ)」なるのもがあったりして意味不明。
そして僕がこれを購入した最大の目的である「第二回 全国統一オタク検定試験」ですが…… これまた微妙。第一回では割と多かった「あ、これ何だっけ。ああ答えが気になる!」ってな気持ちになれる問題が激減し、いわゆる「カルトクイズ」な問題ばかりになってしまった印象。「マニアックすぎて全然分かんないけど、調べりゃ一発で分かっちゃう」という、クイズとしてはあんまり面白くないものが多い。まあ検索はしてもいいという前提で作っているので、それに合わせて難易度も高くしたのでしょうが。
で、結局僕はこれをどうしたかというと…… ちゃんと全力で解きましたよ、合格するつもりで。既に解答用紙は提出しました。そして提出したからには結果が載っているNo.02も「まんまと」買ってしまうでしょう。まあ駄目オタオタの悲しい性ということで。