映画「ひぐらしのなく頃に」見に行きました

天気が良いのに暇で暇でしょうがなかったから、自転車漕いで一番近くの上映してる映画館まで行ってきました。

まあ10点分は楽しめるかなーと大いに期待しながら鑑賞。ちなみに僕は原作8編のみプレイ済み。なので未プレイの人がこの映画見てどう思うかってのはぜんぜん分かりません。


まず良かった点。原作を読みながら頭の中に思い浮かべていた情景と、実写化させたその舞台とを比較して「おーこれは僕の描いていた風景とよく合ってるなー」とか「この辺はちょっと違うな」とかあれこれ考えられたのが面白かった。あとこの作品に漂う「一見平和でのどかなんだけど裏で何かとんでもないことが起こってるんではないか感」もいい感じに出てたのではないかと思う。あと「おーあのシーンはこんな演出にしたかー」とか「三四さんこえー」だとか「発狂レナこえー」なんて面白がりながら観てた。スプラッタなシーンもあるのだがそれなりに体が強張ったりした。まあこれは僕がグロいの凄い苦手だからってのもあると思うから、そういうの好きな人が見てどう思うかは分かりません。あああと主演の女の子たちはちゃんと可愛かったですよ一部除いて。特に魅音の胸の再現度が高くて良かったです!


次になんか微妙だった点。僕は一応原作の結末も知ってるし各伏線の意味も理解している(つもり)なのですが、そういう目から見ると「あれ、それでいいの?」「こんな描写にしちゃっていいの?」「あの場面重要だと思うけど省略しちゃっていいの?」とかそんな事ばかり気になっちゃって素直にストーリーを楽しむことはできなかったかも。特に例のおはぎの一件、ラス前の追いかけれれるシーン、ラストの手紙、その他色々。こんな風にしちゃったら今後の展開と整合性取れなくなるような気もするんだけど、これはもうゲームとはまたちょっと別のストーリーってことにするのかな。まあそれならそれで、謎より演出的な面白さを優先したってことで納得はできるけど。まあそれらを置いておいたとしても、原作未プレイの人が楽しめるのか?って疑問がある。僕は色々脳内補完でなんとかなったけど、僕の前あたりに座っていた人が上映終わって開口一番「なんかよく分かんねー」って言ってたのが頭に残っている。
あとはまあ、これは主演の役者さんには全く罪は無いんだけど、圭一役の子の顔が僕にとってはなんとも受け付けない顔立ちで、この顔がアップになるたびに「うあっ」って嫌な気になっちゃうのが残念だったとか、沙都子が空気だとか、知恵先生がなんか怖いだとか、私的お気に入りキャラである三四さんがおばさんすぎるとか、他にもまだあった気もしますけどもういいです。