なぜ俺ニュのコミケレポは面白かったのか
http://nekoare.blog30.fc2.com/blog-entry-453.html
http://ponyapepe.sakura.ne.jp/comiket-69.html
上記URLはコミケのレポを書いているページへのリンク集。そこから辿れるコミケレポは、どれもコミケに対するそれぞれの視点がよく出ていて面白いです。
だがしかし、どんなレポも俺ニュのコミケレポの(僕にとっての)面白さに匹敵するものは無い……
では俺ニュのコミケレポはどういう点が秀逸で、他のコミケレポには何が足りていないのかちょっと考えてみました。と言っても今考えたというわけではなく、去年のコミケ良く前にこういうことを考えてコミケに臨んだということですね。以下がその考えた「俺ニュのレポの秀逸な点」です。
- 写真は大きく
- やはり写真が小さいと迫力がなかなか伝わらない。基本的には大きければ大きいほど良いが、かと言って大きすぎてもディスプレイで見るにはちょっと大変。やっぱり640*480が最適なのではないか。
- 写真撮影時刻を書く
- 個人的にはこれが一番重要だと考えている。
- 写真は時系列に並べる
- こうすると、2と合わせて「筆者が当日どんな行動をとったか」ということを的確に伝えることができる。
- コメントは短く
- 別にコミケレポを文章で書くことを否定しているわけではない。それはそれで十分面白い。ただし写真をメインに見せたい時はコメント文は極力短くした方が良い。文章が長すぎると「後日談」的になってしまい臨場感が薄れる。
- コメントは写真内に書く
- これは4とも関連してるが、写真内で完結させることで臨場感が高まる。
- どうでもいい「普通」の写真を混ぜる
- 写真を撮るとなると、例えば手の込んである製作物だとか、逆三角形会議棟だとか、コスプレお姉さんだとか、そういう「見栄えのするもの」ばかりを撮りたくなってしまいがちになる。別にそれが悪いことだとは思わないが、実際会場でそんなものばかりを見ているわけではなく、会場で過ごす時間の大半は「普通の風景*1」を見ているわけだ。なのでそういう「普通の風景」を混ぜることによって、これもまた臨場感の再現に繋がる。
- 買ったものの写真を撮る
- やはり一般参加者の一番の目的は「本を買う」ことなんだから、本を買うという行為が伝わった方が面白い。
- ちなみにこれが二番目に重要だと考えている。
以上の点を意識して作ったのが僕のコミケレポです。この僕のレポを読んで「おお、なんか俺ニュっぽくてちょっと面白い!」と思ってくれる人が居るならば、上に書いた僕の仮説が正しかったと証明できるかもしれないのですが、どうかな? どうかな?
ちなみに7について、techleんでも買ったもの全部は撮影してはいないと思うのですが、僕はあえて全部撮りました。なので正真正銘これが僕の「コミケ参加履歴」です。ただ考えてみると、僕の性癖やら何やら全部さらけ出していることになるな…… まあいいや。